ネコが好きだけど
今回は犬の絵。犬といっしょにダッシュ!の図である。背景は2年ほど前に撮った写真を合成してみた。絵はさっきかいた。なかなか僕としては動きのある絵を描けて嬉しい。
僕は昔からネコ派なんだけど、ネコ派から犬を見てみると、犬は人間に対して「子分」という間柄のように思える。それに対して、ネコは「同居人」という感じだ。相手のことがわかっているようでわかっていない、慕われているようで慕われてない、そういう、ある意味イーブンな関係であると思う。ネコには不可侵な領域というものがあるし、それを主人もネコも気遣いあう、そういう間柄、領分を保っている。ネコが気を悪くしたら、当分僕はネコを構わない。ネコは主人を絶えずバカにしているが、たまには触らせてやる気心を持つこともある。…と、ネコのことには筆の進みが速いな。
ところで、犬と主人にはそういうものが無く、互いに信頼しあう主従関係が生じていると思う。主人は犬に対して横柄な態度をとってもいいし、犬はそれを理解し、かつ期待している気がする。
だから犬は主人と歩くとき、常に先導しようとする。主人が走るときは、同じ速さで走ろうと傍らから外れない。
犬の手綱を引かせてもらうたびに、犬というのは結構強い生き物であることが分かる。
犬は絶えず、主人を守ろうとしているのではないか。犬は連綿と続く古代からの契約関係の中に、今も身を置き続けている。
« おっさんつながりでもう一つ | トップページ | 高橋幸宏の »
この記事へのコメントは終了しました。
コメント