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2004.05.29

文章と絵とは関係ありません

present.jpg

ここでもさんざっぱら、アイデアアイデアとうわごとのように繰り返していたわけなんだけれど、とうとう年貢の納め時がやってきた。
月曜日の企画会議まであと2日。何にもできてねぇよ!

このまま、「すいません、何もやってません…」って夏休みの宿題か。どうにかこの2日で片をつけなきゃなんない。

でも急作りのもんって、なんとなくバレるよね。あの、ばれたときのサムーい場と雰囲気はたまりません。

では、案出しにかかります。

これは2001年8月4日、13:06:52に描いた絵。夏っぽいなぁ

2004.05.26

テンプレートをいじります

今日からちょっとずつテンプレートをいじってゆきます。でも別にデザインを変更するわけではないです。

テンプレートの内容を知っておきたいのと、MyBlogListという便利なものがあるのを知ったから。

ひょっとしたら、表示に支障をきたしたりするかもわからないですが、ご了承を。

銭湯は良い。

sentou.gif

あー、銭湯行きたい。銭湯は良いよ~!開放感があるしアルファ波は出るし風呂上りに更衣室でビール&タバコ(風呂入った意味ない)&新聞読むのもいいの。

夕方4時頃に入ると、女湯から部活帰り女子高生のきゃぴきゃぴ声が聞こえるのがオススメ。ヤクザのおっさんはだいたい閉店間際にやってくるので、モンモンが見たい人はそれくらいがオススメ。

カップルのかた、一度やってみたいのはわかりますが、石鹸やシャンプーを相手方に投げよこすのはやめてください。マジで危ないです。それからお父さん、小学校高学年くらいの女子を男湯に連れてくるのはやめてください。こっちが挙動不審になります。

2004.05.24

抹香臭い!

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"お香"の香りの芳香剤を買ってきた。これがかなり強烈。飯を食うのもはばかられるほど。

線香やお香の匂いは結構好きだと思っていたんだけど、あれはたま~に嗅ぐからいいんだな。

もう勘弁。

2004.05.22

俺はヒットポイントが見えるよ

spoon.gif

人間、寝る直前と起きた直後に、いいアイデアが浮かぶという。

数々の奇怪な絵を残したサルバドール・ダリは、椅子に座ってスプーンを咥えながら目を閉じ、眠りに入ったときのイメージを気に入っていた。

眠りがやって来て、咥えたスプーンがダリの口を滑り落ちる。スプーンの落ちる先にはカナダライが置いてある。ガランと、大きな音で彼は目覚め、直前まで見ていた鮮やかな夢のイメージを即座にスケッチする。

で、それを知ってから、僕も寝入る前、思いついたらば携帯でパソコンの方にメールを飛ばしておく。が、役に立つことは…あんまりない。

表題は、昨日メモっておいた寝入りばなの携帯メール。何がウケたのかサッパリわかりません。

「おおっ、これはすごいアイデアだ!これ一本でマンガとか書けそう!」という雰囲気だけは覚えてるんだけど…。

…スカウター?どっちにしても恥ずかしい。

2004.05.19

昨日から思ってはいたんだけど

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昨日書いた夢の絵のおっさんが誰かに似ているなぁと考えていたら、坂本龍一に似ているではないか。と思って髪の毛とマユゲを足してみた。どうもちょっとエラが張りすぎだが、似てない?これ。

夢の中のおっさんは坂本龍一には似ていなかったので、単なる偶然です。

夢の内容を絵に描く(大長編)

今回見た夢もえらくはっきり憶えている。その光景を絵にしてみたので、誰も最後まで読まないだろうけど説明してみよう。

夢の様子の絵

ふと気づいたら僕は、カルト宗教に入信しようとしている。人里離れた山村で、入信のための禊(みそぎ)の順番を待ち、長い列に並んでいる。

街頭勧誘にのせられてほんの遊び半分でここまで来たつもりだったが、周りの信者のただならぬ雰囲気にかなり気後れしつつあった。

やがて、信者達の輪がそれとなく僕たちを包囲した様子。逃げ出したい気分でいっぱいだったが、ここで走り出してもすぐに押さえ込まれ、ひどい目に合うかも知れない。僕は僕の行く先を案じながらも列を離れなかった。

夢の様子の絵

そして僕に順番が回ってくる。檜作りの綺麗な部屋に通される。そこでパンツ一丁になる。周りには、湯をたくわえた檜のタライがいくつかと、白髪の老婆が数人いる。湯には子供が浸かっている。あたりは湯気でもやがかかっている。

どういうものだったのかは覚えていないが、禊は終わったようだ。

夢の様子の絵

ゆっくり目を開けると前には男が立っている。痩せていて丸坊主でメガネ。服装は、綿の布に穴をあけただけの簡素なもの。僕も同じ服を身につけている。

「今日から彼がキミのお兄さんで目付役だ。わからないことがあれば、彼に何でも聞くように」誰かから、そう声がかかる。メガネは鋭い目で僕を見下ろした。心の中を見透かされているのではないか。怖くなった。

夜になり、僕はプレハブ建ての施設へ向かう。そしてメガネの案内で生活部屋へ通される。12畳程の薄暗い部屋で、全面にカーペットが敷いてある。煤けた青色で薄っぺらく、裸足で踏みしめるとゴワゴワしている。僕はこれからこんなところに寝なければならないのか。すこしは予想していたことだが、寂しさに包まれる。

夢の様子の絵

あきらめ果てた心持で横になる。数人が寝息を立てているのが聴こえる。見回すと、またもや子供ばかりだ。赤ちゃんもいる。彼らは窓際のカーテンを引きずりおろしてその上で眠っている。正直うらやましい。

まんじりともしないで時間が経つ。ふと手を伸ばすと雑誌のようなものがあったので読んでみる。この宗教が刊行しているもののようだ。白黒印刷で、題名が「愛とセックス」とかなんとか。セックスのHow Toもののようだ。もう一冊、絵本があったのでペラペラとめくってみる。この内容も、どうも性交や子作りを奨励している向きがある。

僕は、この教団のやろうとすることがおぼろげながら見えてくるのを感じた。

この人里離れた山の中で、信者達はどんどん生殖を繰り返して繁栄し、巨大な勢力となって国家の転覆を狙っているのではないか。

教団施設内には学校があり、テレビ放送も運営している。自治体として完全に独立しているのだ。教団は子供達に綿密に洗脳を施し、やがて冷徹な兵隊として日本を征服してしまうかもしれない。

夢の様子の絵

数日後、僕は仲間と炎天下の中農作業をしていた。

畑の真中に立っている掲示板には、「阿含(あごん)の星祭り」のポスターが貼ってある。あの楽しいお祭りは、この教団がやっていたのか。僕はそれをみながらふと呟いた。

「いつやるんだろう。この日ばかりはつらい生活を忘れることができそうだ。楽しみだなぁ」

すると、仲間の一人が言う。

「あれは、外での獲得のためのお祭りさ。僕らはその間、壁の中にこもり、寝食を忘れて働かなきゃならない」

夢の様子の絵

その日の夕方、星祭の準備のための買出しをすることになった。新人の僕たちは10名ほどで街に出る。幾人かの目付け役が同行している。それは、警察に連行される犯人グループのような気持ちである。

久々に見る賑やかな街。マクドナルドの店内でお客がくつろいでいる。洋品店に人がごった返している。僕らはその服装のせいで、人々の目線を集めている。

何かの用事を果たした後、僕らは再び教団施設に戻った。空は黄昏て薄暗い。その場でグループは解散する。

夢の様子の絵

雑魚寝部屋に戻る途中、僕は普段閉じているはずの施設のゲートが開いているのを発見してしまった。…あたりには誰もいない。

ゲートのすぐ先には踏み切りがあり、その先は思い望んでいた外界だ。のどかな水田が広がっている。ぽつぽつと家の明かりが見える。すぐ近くにだ!

僕は石を投げられた猫のように、すごい勢いで走り出した。視界が放射状に流れていく。背後で男達の呼び声が聞こえる。僕はついにゲートをくぐり、施設を抜け出した!

が、次の瞬間ありえないことが起こる。

夢の様子の絵

僕が走っていたあぜ道の先がくるくると巻き取られ、巨大なバームクーヘンのような物体になってこちらに迫ってくる。もうすぐ僕の踏みしめるこの道も巻き取られてしまうだろう。どうすればいいんだ。もうあそこに戻るのはいやだ。夢なら早く醒めてくれ。

(*文中に「阿含の星祭り」と記述していますが、現実のものとは関係がありませんし、揶揄するものでもありません。僕自身どんなお祭りなのかわからないので、きっと駅のポスターなどで知ったものが夢のなかに出てきているだけでしょう)

2004.05.17

幹事長はあれから朝昼食を取っていないのだろうか

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そんなことはないか。

お寿司好きなのですごく確かめたいところがあったので初めてトラックバック機能を使ってみる。今回の画像は幹事長のブランチ: お寿司です。に張ってあったものを見やすく補正したもの。これってトロだよね?赤身じゃないよね。この、切り口のギザギザした様子と、微妙に流れる筋。

トロは僕にとってはデザートのようなもの。たくさんは食べられないし食べても仕方がない。口に入れると、動物の肉とは思えないほどの甘味が広がって子供のような気分になる。めったに食べられない、上等のお菓子。そうして、その幸せな思い出とともに僕はあと半年くらい生きる。

お寿司はね、大好きですね。

明智光秀にも困ったもんだ

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明智光秀にも困ったもんである。明智光秀が本能寺の変をやらなかったら、ひょっとしたら現在の首都は滋賀県で、日本最大で絢爛豪華の安土城は日本のシンボルだったかもしれないからだ。

安土城の焼け落ちた現在の滋賀県安土町は、片田舎のしょうもない街に成り果てている。小さな駅、寂れた町並み、インスタント・バテレン感あふれる外観の安土城考古博物館。神戸ルミナリエの100,000,000倍さびしくなる、ものすごい手作り感の駅前イルミネーション(期間限定)。あとは、なーんにもない。日本の歴史語る上ではずせないはずのこの街は、その大きな有名性と現状のどうでもいい性とのギャップに苦しんでいる。

だいたい、三重県にある伊勢戦国時代村に安土城(模擬)がそびえ立っているのをなんとも思わないのだろうか。

歴史上正しい位置にある、あの先、あの山間に、目にもまぶしい朱に塗られた原寸大の安土城が建っていて欲しい。

絵はほとんど関係ないですが、一応和風の絵。

2004.05.14

なんだかわからない絵

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いやー、今日は仕事中半分寝てた。

で夜になっても描きたいもんがないのでハードディスクをあさってみたよ。

この絵は2002年7月11日、1:19:16にお絵かきチャットで描いた絵に今日色を塗ったもの。明日塗り込もうかなと思う。でも塗らないかもしれない。

こういう絵を描いてる時はホントい~気持ちになる。なんだろうな。何も考えないし、完成がどんなものなのかもわからない。

この絵は特にすきなやつで、いつか色を塗りたいと思ってたもの。

それでは、おやすみなさい。

2004.05.13

酔っ払

ビール6本パックを何気なく買ったんだけどその日に全部飲んでしまった。最悪!僕はお金持ちだったら絶対連続飲酒で中毒になってると思う。

で、急に、はたと思いついたんでもうこの勢いで書く。

日本人の美的感覚において微妙な陰影表現というのは邪魔なんではないか。

日本人は現実世界の豊かなグラデーションを、ただの面の連続、輪郭の変化として捉えているんではないか。それははるか昔、平安時代の絵巻物からしてそう伺えるものがあるし、浮世絵だってそうだ。現在のアニメ手法もその範疇からひとつも脱出していない。脱出したくないのだろう。

ディズニーに代表される海外アニメは、とうに限定的な階調表現を捨てている。"仕方なしに区切られていた"色選択は枷でしかなかった。対して日本のアニメーションはかたくなだ。普通にレンダリングすれば豊富な陰影表現が行われる3DCGにおいてさえも、わざわざセルアニメ風のレンダリングに置き換えてしまう。

日本人にとって現実世界にある視覚的機微というのはただの映し絵であって、本当に重要なのは精神性である、そういう気運がまだまだ残っている気がする。

話は変わるが、

よしもとよしとも原作 奥原浩志監督最新作 『青い車』 スタッフ、キャスト発表!!

このスチール写真のまったり澱んだブレンド50:50の緩やかなグラデーション…ショック!

2004.05.12

いなか

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ゴールデンウイークは知多半島あたりをぶらぶらしていたわけなんだけど、いやー、いなかはいいなぁ。

時間がゆっくり動いている気がする。店なんかほとんど開店休業状態だし、コンビニも無かった。

浜辺に出て一服すると、ゆらゆらとでろーんとした、グロテスクな雌株のついたワカメなんかが打ってかえしている。遠く遠くには、全長1キロほどもありそうな巨大なタンカー船の影が見える。

で、そんなところに絵のようなぽっちゃりで素朴な女の子がいたりすれば、なんかすんごいセクシーに見えるんだろうなと思うけれど、たまに見る若者は、ヤンキー風金髪の人しかいませんでした。残念。

絵は、過去に描いた背景とキャラクターを合成したもの。

2004.05.10

YMCKと福田官房長官

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YMCKの"ファミリーミュージック"を買う。ファミコンっぽいレトロピコピコ音源+4ビートジャズのユニットらしい。

オフィシャルサイトの通信販売ページから買ったんだけど、代金引換でもカード決済でもなく、ある日ふと見たらCDの入った封筒がポストにの中にあって"銀行振込してくださいねー"という姿勢にビックリした。あと、中身がCD-Rでレーベル真っ白なのもビックリした。

いい感じにピコピコしていて満足。PSG音源とかファミコン音源とかFM音源とかは今でもカッコイイし深いなと思う。なぜだろう。あと、ファミコン風の音楽にササヤキ女性ボーカルが入っているのがかわいい。

6曲収録されているが、全部一緒に聞こえてしまうのはチップチューン+ジャズという超限定的な楽曲の性か。

話は変わりますが福田官房長官が辞任するそうで。あの人を小馬鹿にした態度は見てて面白かったんだけど、まぁそれだけが残念。

今回はそんな絵。

YMCKオフィシャルサイト

2004.05.08

検索結果

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どうもギョーザスタジアムで検索してくる人が多いと思ったら、googleで一位の座を奪取している。ここは無視してください。もうちょっと充実した記事を書いていたならいいが、いきなり"悪質な冗談はやめて下さい "だもんな。申し訳ない。

それにしても、ブログが登場したために、link popularityとHTML Validationに基づいた検索結果順位はほとんど意味をなさなくなってしまったな、と思う。

ブログの生成するhtmlソースは極めてvalidに近く、ココログ(しか知らないけど)の場合は特に、ブログ更新時にniftyから自動的にリンクを張られるため、書いた記事に信頼性があってもなくてもgoogleシステムにおけるページ信頼性が大いにアップしてしまう。

SEO(Search Engine Optimizer:検索エンジン最適化業)という商売がある。要するに、googleなどのロボット検索エンジンの検索結果の上位に如何に載りやすくするか、というノウハウを駆使するビジネスだ。

<title>は強い。<meta keywords...>にはたくさん書かない、<font size=...>ではなくて<h1><h2>を、<b>ではなくて<strong>を。被リンク数をたくさん。

あまり詳しくは知らないけど、だいたいそういうことに気をつけていればgoogleのページ順位はおのずとあがっていった。だが、さらに上位を極めるにはかなりの技術が必要だし、みんなしのぎを削っていた。

ところが、今検索サイトの実行結果でまず出てくるのは、はてなアンテナと個人ブログだ。wikipediaがもう少し上のほうにあるといいな、と思う。

もちろん、

…と「もちろん」と書いていた時点でトイレに行ってしまった。で、出てきたときはその続きを忘れてしまった。だいじょうぶなのか僕は。

2004.05.06

デッサン強化のために

figure01.jpg

買っただけでは上手くならないのは百も承知なんだけど、またまたデッサンアイテムを買ってきてしまった。全く懲りない。

だが今度こそやる。今までは技法書なり写真集なり、所詮は二次元のものだ。今度はデッサン人形だ。しかもあのどんぐり人形みたいな奴じゃない。全身ほぼフル稼働、フィギュアのような出来栄え。ケータイのカメラでその雄姿を収めてみた。これはすごい。ちょっとアニメっぽい体型だけど、そんなのはどうだっていい。リアルデッサンはあきらめた。手っ取り早くアニメ絵だけ描ければいいの俺は。

というわけで、早速この姿をデッサンしてみた。が…

結果は恥ずかしくて見せることができない。最悪。出来上がったのはサツマイモを並べたような、バランスの取れないへろへろの絵。

あー、俺はここまでデッサンが出来ないんだな。と思い知らされてしまった。

要するにいままで、手癖で描いていたわけだ。確かにそうだなぁ。アタリもつけずにいきなり頭から描くしな。

反省。

2004.05.02

何かが浮かぶとき

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何かが浮かぶときというのは、だいたい決まったシチュエーションのうちに起こる。

  • 音楽を聴いているとき
  • うとうとしているとき
  • 起き抜けのとき
  • ウンコしてるとき
  • 歩いているとき

唐突に起こる。仕事に生かせたり、みんなで楽しめるものになるときは、それは嬉しそうに誰かに発表すればよい。だけど、そんなことが浮かぶのは本当に稀なことで、たいていは極私的な発見になってしまう。

ふと思いついたアイデアは、良くてノートの片隅に書かれて、それでおしまいになっていたのではないか。今思えば、本当にもったいない。

みうらじゅんは、小学校時代の創作ノートを大事に残して、貴重な少年時代のエッセンスを未だに持ちつづけている。ねこぢるは日々に見る夢をそのままリライトして作品にしていた。

つまりなにが言いたいのだというと、僕はこのBlogを日記としておおいに活用するよ、ということで、ただの日記なのでした。

絵は槇原敬之を聴きながら描いたもの。マキハラの曲って、「僕ほめてほめて」っていう曲多いなぁと思う。漫画をスキャニングしたような風合いにするためにがんばりました。ほめてほめて。

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