新横浜ラーメン博物館
いっやーすごいねラーメン博物館!!!すごい良く出来てますョ。ただただ泣きそうです。隅々までこだわったディテールとテクスチャ、施設の坪数を興が落ちるギリギリまでごまかす家屋のデフォルメ、記憶色をいやがおうにも呼び覚ます色彩設定、そして暖色系に纏められたライティング。さらに、さりげないのは音響の演出なんだ。
ラーメン博物館には存在しないただのダミーであるはずのパチンコ屋や蕎麦屋、スナック、それぞれの(偽装されて実利の無い)扉の向こう側にさえ人々の気配が感じられるのは、密かに仕掛けられたサウンドの賜物だ。扉の向こう側から、そこには無いはずである、店内の喧騒が聴こえてくる。ラーメンを食べに来たはずなのに、こんな偽者の暖簾をくぐりたくなる。
しかし扉は開かないのだ。(年増の名物ママがいるはずの)スナックはそもそもここには存在しないさー。
これら全部、結構小さい(パチンコ屋くらいの)大きさのビルの中にまとまっているんだ。きれいな夕空が広がっているように見えるがこの施設にはちゃんと夕空色に塗られた天井が有って、かなり複雑な動線が有るくせに防火法クリアしていて、まーとりあえずいい仕事してますねぇーと言う感じ。
あそうだそうだ。ラーメンは井出商店と春木屋に行って来た。まずまずでした。
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