ワンダと巨像を買って遊ぶ
こないだ、ワンダと巨像を買って遊んだ。ものすごいやらされている感がしたよ!これほど自由度を感じさせないゲームは久しぶりにやった気がする。まだ途中なんだけど。(4匹目)うーん。
巨像を倒したあとの空々しさというのがすごい。それは、あらかじめ決められた一本のスクリプトが終了した、という味気ない感覚と、名前も性格もわからないヒロインのために、プレイヤー側に正義のないまま巨像を殺すというゲームデザインにあるんじゃないか。「最後の一撃は、切ない。」というのは本ゲームのTVCMのキャッチコピーだが、切ないという言葉よりは、虚しい、という言葉のほうが正しい気さえする。
再認識するのは、ゲームというものはやはりプレイヤーの欲望をゲームの中で昇華させるプロセスを楽しむものじゃないのか、ということで、こと本ゲームに関しては、助けるべきヒロインに感情移入できない。ヒロインを生き返らせるために巨像を倒すことに納得がいかない。結果、主人公が、天上の声のおもちゃにされているように感じる。巨像を倒すと悲しく切ない音楽が流れ、それが合理でないことを示唆している。巨像は、自身のテリトリーを侵さない限り攻撃してこない。プレイヤーの欲望がまったく昇華されてないように感じる。期待して高いお金払った分がぜんぜん取り返せる気がしないのでタラタラ書いてるんだけど。いやまぁ、最後までクリアしたなら評価も変わるかもしれないんだけど、とりあえず超期待したゲームなのに、なかなか続きに手をつける気持ちにならないのはなぜなんだろうかと思って。
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