Painter IX(体験版)で塗ったよ
「ほな、俺そろそろ大阪帰るわ」
「ちょっとまち、おかあちゃん車だしたるわ」
「ええって、次の電車まで結構あるさかい、歩いていくわ」
「ええがな。ほら、乗り」
「別にええのに……」
「まだ時間あるさかいな、もうひとつ向こうの駅までいこか」
「うん」
「ところでな、あんた、彼女みつけたか」
「ま、またその話か。もうええねんそういう話は」
「もうええやあれへん!あんたもういくつや思てんねんな!こんまんま結婚せんと一生おるつもりかいな!」
「うるさいなー」
「ええか、どんなに不細工でも性格わるぅても、おかあちゃん、しゅうと苛めにあってもかまへんさかいに。あんたが、ええな、て思った子でな、恋破れることに怖がらんと、どんどんアタックしやなあかんねやで」
「あーわかったわかった。もう次の駅でええわ。降ろして」
「ホンマにわかってるんかいな。頼むで。……はぁ。そやあんた。トクマサ君に聞いたで。」
「ん?聞いたてなにが」
「あんた、毎日パソコンで女の子のハダカばっかり描いて喜んでるらしいなぁ。インターネットで」
「ギクッ」
「ホンマ。ええ歳して何やってるの。あんたもう32やで。おかあちゃん情けないわ。顔から火でたわ」
「ち、ちがうわ!アレは単に絵の練習で」
(この物語はフィクションです)
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コメント
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久しぶりっす!こんちわ!(あ、こんばんわ(笑)フィクションなんすか!?けど、自分将来そんななったりしそぉ(^。^;)笑)
投稿: あつし | 2006.06.16 22:56
フィクションっすよーフィクションってのはうそっぱちだってことですよ~
まぁでも中盤まではかなりリアルな話ですけどね。
投稿: elmer | 2006.06.17 02:18