コミックトレジャー終了

おいらの初めての同人誌体験が終了した。

意気揚々と100冊も持っていったんだけど、売れたのは16冊。

お客さんの動向を観察してみると、表紙でオッと思ってくれるものの中身を読んで差し戻す人がとても多かったな。あの何気ない瞬間の長いこと長いこと。

でも、自分で作ったものを目の前で買ってくれる瞬間って、本当に幸せになる。ありがとう、ありがとう！ってずっと10分くらい心の中で感謝するんだ。

おいらシャイだから、初対面の人とあんまり人の目を見て話すことが出来ないので、ひょっとしたら中にはなんだこいつ不機嫌そうな顔しやがってとお思いだったかもしれないですが、本当ありがとうございました。

そして、今はこんなものしか出来ないけど、次はもっといいものを描きます！って思った。

ものを買ってもらうと言うことはその価格に応じた責任が出来る。本来は500円で売ったなら作品に500円以上の価値がなければならない。このことをおいらは初めて知って、そして忘れないようにしないとなと思った。

もう長いことコミトレで同人誌を売っている知り合いが、残念そうな顔で「立って売らな」と言った。あの顔が頭の中で木霊している。