さようなら、ローソン
おいらが10年間通い詰めた近所のローソン玉川四丁目店が、4月30日をもって閉店し、なくなってしまう。
ここいらは徒歩5分の範囲内にコンビニが6件ほど見つかるような、どちらかといえば供給過多なエリアで、コンビニひとつ無くなっても特に不便はないのだけれど、やはり10年も利用し続けているとなんとなく悲しい気持ちがする。
店長は人の良さそうなおじいちゃんだ。僕は店長の腰がまだシャンと真っ直ぐだったころからこのコンビニに足繁く通っているんだ。
なのにもかかわらず、お互い名前も知らない。交わす言葉といえば本当に用件のみの関係。これは八百屋や魚屋や雑貨屋などの小売店にはあまり起こらない事態で、考えてみるとあまりにも寂しいことだ。
大手スーパーやコンビニエンスストアの中にあっては、店員も、そして客さえもまるで雑談や接近が犯罪であるかのようにマニュアル通りに素っ気なく、自動的に振る舞ってしまいがちだ。
あれはなぜなのだろう。
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