« USBオーディオインターフェースを買った | トップページ | おいらがエロ同人誌を描こうとしていたときのプロット »

2008.07.09

無題

Metamorphose

高校の時分はもう完全に大友克洋先生(ていうかAKIRA)にコテンパンにやられてしまっていて、気がつくとノートの端っこにドロドロした内蔵の切れ端みたいなものをよく描いていたな。

でもどんだけ丁寧に描いても大友先生のような質感とか立体感とかが出せないんだよな。それでも一所懸命描いていた。別に解剖学的なものを描いていたわけではなく、ただただぐちゃぐちゃドロドロしたものを描くのが好きだったから、いまでも特に何の役にも立ってない。

大人になってからAKIRAを見直してみて驚愕した。あの内蔵たちがなんとなくおいしそうなのだ。

その理由はきっとホルモン焼の味を覚えたからだ。ホルモンの中でも特にシマチョウがお気に入りなのだが、鉄雄が変身するシーンのあの内蔵表現が実にシマチョウに似ている。プクプクぶるぶるしていて味などなさそうなのだが、一度噛みしめるとなんとも言えない出汁が口いっぱいに広がるのだ。

« USBオーディオインターフェースを買った | トップページ | おいらがエロ同人誌を描こうとしていたときのプロット »

コメント

すんごい発想ですね!
リアルでヤンマガ読んで興奮してましたが・・・
AKIRAは大好きで
大友克洋先生も大好きですが
内臓はちょっと・・・(汗)
映画が公開された時
焼肉・・・食べれなくなりましたです。

数日前に、大友さんが昔描いてた『童夢』っていうマンガを見つけたのでチラ見しました

高層団地が舞台の超能力サスペンス?で血とかエグかったです:

この少女の絵イイっすねぇーパソコンで見たいぃ

普通そこにいくか?
僕は緻密なビル群やバイクやタドンやソルやカオリちゃんだったが・・・

>DragonWomanさん

ぬーリアルタイムで漫画をご覧になってましたか。オイラもリアルタイムで見たかった。ただ、あのころヤンマガは不良が読むエロ雑誌という認識!なのでおいら映画版観てからハマったんですが当時はすごい衝撃を受けましたよ。シャンプーするとき目つむれませんでしたもんこわくて。

ただ、今はなんとなく思えるんです。そう、シマチョウがうまいんだからきっと、と……

>まーしさん

短編「童夢」はまさに大友以前、大友以後という言葉が生まれるほど、漫画界の歴史を変えた作品と言われてますね。あーいうなんというか重力場的な超能力描写が初めて現れたのが童夢だったんだヨ!

ところでやっぱPCは持ち込み禁止?ではあとでパソコンで観たときに喜んでもらうようにもうちょっと描き込んでおこう。。。(いまはPCでみるとひどい)

>さなださん

いやーもちろんそういうのも超、超大好きですが、不思議とキャラとかメカを真似して描こうとはおもわなかったなぁ。あのときそれをしていれば、もっと上手く人間を描けていたのかも。

ていうかカオリちゃんはAKIRA世界の中では唯一の萌えキャラだと思う(次候補として榊)

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 無題:

« USBオーディオインターフェースを買った | トップページ | おいらがエロ同人誌を描こうとしていたときのプロット »