芸術の秋と言うがな
アウトサイダー・アートという画集を買った。アウトサイダー・アートというのは何かって言うと、
専門的な美術教育を受けていない人々が、伝統や流行に影響されず、自信の内側から湧き上がる衝動のままに表現した芸術。
作者には、精神障害者や降霊術者、囚人、世捨て人など、精神的あるいは社会的に世間から外れた人々も多く含まれる。
というもので、要するに「ヘタクソじゃないかしら」「デッサンを勉強しようかしら」とかそういう躊躇なしに、情熱に任せてモリモリ絵をガツガツ描いている人々の絵だ。でも、配色や平面構成は、専門的な教育を受けて、さらに凄く計算されたように見える。
この画集を見るとねーなんかやる気が湧いてくるんだよね。
やる気が湧いて描いたのがこういう絵だ。なんだかなぁと思うんだけどね、芸術にはね~、貴賤はないのだよ。
多分ね
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アウトサイダー・アートといえばヘンリーダーガーな人とか思い浮かぶなぁ。
投稿: ロロ | 2009.09.27 23:01
僕もこの画集を買う前はヘンリーダーガーと山下清しか知りませんでした。(ジミー大西の作品もそうなのかも)
ヘンリーダーガーの作品はえぐいですね。凄く可愛くてファンシーなのに突然内蔵えぐられていたりしますしね。
投稿: elmer | 2009.09.28 00:31
芸術に貴賎はない・・、あるがままを見て感じよ・・うぉおおelmerさーん!!
投稿: まーし | 2009.09.30 00:53
その画集みました、逆に凹みました。
ああ、やっぱり『努力』という言葉はフィクションだったかと・・・
貴賤はなくとも才能の差というか、選ばれし者とそうでない者、イデアを視えるモノがいるとしか思えなかった。
投稿: さなだむし | 2009.10.02 17:47
>まーしさん
elmerさんでっせー
おおっ、まーしくんからモリモリやる気が感じられる!
>さなださん
この画集にあるのは特別な例でしょうねぇ。でも、へたくそでもガンガン描きまくる情熱こそが大事なんだと教えて貰ってるように感じますね。
投稿: elmer | 2009.10.05 20:41