pupaを聴いたよ
どうせSKETCH SHOWみたいな音なんだろうと思って完全スルーしていたpupaのアルバムをこないだレンタルで借りて聴いてみたんだけどいいね。すごくいいね。やっぱこういう音がさ、俺みたいなおっちゃんにはしっくり来ちまうんだ。くやしいけどさ、もうおいら35だし立派なおっちゃんなんだよ。
ノイズがガリガリしてたりすげぇビートを感じる音楽ももちろん好きだよ。好きなんだけど、でも心にスッと入ってくるのは、こういう音楽なんだな。
35と言うと、それは例えば、遊園地のジェットコースターから卒業する年齢だ。ジェットコースターはスリルがあってすごく楽しいよね。心許ない安全バーにめいっぱいしがみついたり、はたまた重力のまま、すべてに体をあずけるように両手を空に投げ出したりしてさ。ほんの数十秒の恐怖を楽しむんだ。
でも、年齢が30を超えたあたりから、そういうことはなんとなく辛くなってくる。
もちろん無理やり楽しもうと思えば、楽しむことが出来るだろうね。しかしね、静かな湖畔に腰をおろして、袂の中に最後の一本となった煙草を燻らせることの価値と比べると、俺はもはやそちらを取ってしまうね。
話が逸れてしまったうえにイラストとは何の関係もないね。
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