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DystopiaGround#004の”De;Laytion of snow”に触発されたから今日はおいらの18歳の頃の絵でもアップしてみようかな。
しげしげ見て思うけど、おいらこの頃から進歩してないね。
これねー当時描こうとしていた漫画のイメージイラストなんだよね。漫画は一コマたりとも描いてないし設定とか全く憶えてないけどね、とりあえずこのイラストだけは19年間大事に残しておいたんだよね。
全然憶えてないんだけどイラストにちょこちょこ書かれている文章をここに書いておこうねぇ。
タイトル:機械と魔法とピーターパンと私(次回漫画化出来たらいいな作品)
ウルマイド:ギンユウシジン。なぜかリューシカの跡(本文ママ)にくっついてくる。空が飛べる。芸名「ピーターパン」
リューシカ:トレジャーハンターと成り果てた剣士。魔法少々。今日もてくてく宝を探しに……。
ジィ:コードネーム G-6800 リューシカが未来から召還した。誰にでも敬語をつかう。
まぁそういうことなんだ。ストーリーは全く考えてなかったと思うから全く憶えてないけど、とりあえず絵面だけでみるとなんとなく今のDystopiaGroundとにてる感じするかな。おいらは凄くするなぁ。
ディスグラの登場人物の中に「グレン」っているでしょ。実はグレンのキャラクターデザインのもともとはこの絵のウルマイドなんだよね。これ初めて言うけどね。ディスグラ好きな人でしかもカタトランタン見てるひとだけのレアインフォメーションだよね。どうでもいいかも知らんけどおいらねぇ思ったんだ。ああこのキャラクターやっぱ好きなやつだとね!
あとほら、ジィっていうこの、宇宙家族カールビンソンのお父さんをリスペクトしてる感じの物体はディスグラのなかに出てくるいびつな球体で出来た「カブ」っていうロボいるよね、これもねぇ完璧にこのロボをイメージしたね、志倉千代丸先生が企画書に書かれた壮大なディスグラのシナリオ見たときにおいらビビッと来たんだ。これは凄いことになるぞとね。
19年経ってさぁこの絵をみんなに見てもらえて良かったよ。
ふふふ……DystopiaGroundのアルバムも随分充実してきたな……。などと感慨深げに電子タバコの紫煙を燻らせていたりしなかったりするそこな貴兄!油断ならない、油断ならないぞ!
実はDystopiaGroundの6枚目のミニアルバムがもう既に頒布されていたのだ!まったく凄い、凄いペースだから乗り遅れてはいけないぞ!
今回ご紹介するのは"DystopiaGround #004"
とらのあなで絶賛通信販売されているから、お年玉がちょっと余っちゃったお子様とかクレジットカード持ってる大人のあなたたちは絶対買うべきだと思うなぁ、ぼかぁ……
今回の楽曲は電波系テクノからドリームシアターみたいなハードロックまでそろっていてとっても楽しいぞ!
公式ページにてそのすばらしきサウンドに耳を貸すべき
本日なんとElmerちゃんに待望の息子が誕生したぞ!すげぇびっくりだ。予定日よりかなり早いからな。まさに寝耳に水だ!いやほんと午前4時くらいにいきなり嫁が騒ぎ出したのでなんだなんだひどい寝ぼけ具合だなと思ってどんな夢をみてるんだこいつはなどと1.3秒ほど思ったけどおいらバシーッと勘づいたね、これはもう速攻布団から飛び起きて眠気ゼロになるほどのシーンであるべきではないのかとね。そんでおいら飛び起きた。電話機探しに行って凄く冷静に産婦人科に連絡したね破水したとかね、まぁこれ嫁が言ったことをそのとおりなぞっただけなんだけど、でもすごい冷静なかんじでよく伝わるように伝えた。何言ったか覚えてないけども。
さぁそんですぐにお産セットとかいろんなもの用意して車に乗り込まなくちゃなんない。これがこわい。なにしろ寝起きで車運転するなんてないからね今まで。さらにおいら初心者マークものすごい丁重に貼ってるからね、大丈夫なのかとか思いながらもとりあえず深夜なのに凄い音立てて助手席にレジャシートガサガサブワサブワサ言わせながら敷いたんだ。買ったばっかりなのに助手席汚れたら悲しいから。焦ってるくせにそこはすごいこだわったよねなんだろね。
そんときなんか背後に人が通ってるのが見えた気がしたから「あー、こんな真夜中にバリバリ言わせながらレジャーシート助手席に敷いてる俺きっとやばいやつに見えてるんだろな」と思ってそっちのほうチラ見したら誰もいねぇの。アレおいら思っちゃうんだけどきっとおいらの死んだおばあちゃんとかなんじゃない?。きっと見に来たんだおいらのこの颯爽とレジャーシート敷いてる様子を。知らんけど
で嫁がよたよたとアパートから降りてきたんですげぇさぶいし焦ってるけどフェザータッチのような滑らかハンドル&アクセルワークで発進したのが俺さ。これは純粋にカッコいい
でね深夜ってあれなんだよ歩行者という身勝手な人民たちがものっそい適当に車道を横切んだよね。往年のLSIゲームフロッガーみてぇに。たまらんねこちとらブレーキペダルをおいそれと踏めねぇじょうきょうなんだよボケ!とか毒づく余裕もなく助手席チラチラみながら小刻みなハンドルさばきだよね。
で産婦人科たどり着いたの。病院の駐車エリアの白線完全に無視して停めてね、ようやくナースステーションまでたどり着くことが出来た。
さぁそっからが持久戦よ。旦那はなかなか分娩室まで入れてくれねんだ用意があるとかでよ
ソファーに座って待っててくださいとか言われてもソファーなんか座ってられねぇし30分くらい4メートル間隔くらいの反復歩行してさ、やっと呼ばれておそるおそる分娩室行ったらなんか嫁が川で溺れた後助け出された人みたいになってんの。なんか毛布被って衰弱してんの。なにこれ?さっきまでの顔じゃねぇ!これたぶんなにかオーメンを迎える予定の選ばれし者たちがやる表情だ!って思っておいら瞬間考えたね、俺こういうときにどういう行動取れば良いんだ?とか思ってる内に陣痛が始まってきたようだ。うわーこれはかわいそうだ!おいら痛くねぇ痛くねぇけどなんだこの焦燥感は!
で一番初めに言ったのがこれだ「水いる?、俺、水買ってくる!」勝手に分娩室飛び出して水買ってきた後はどれだけ考えても手を握ることくらいしかできない。手を握りながらうんうん、とか意味の分からない相づち打つことしかできない。そのうちだんだん陣痛が酷くなってきたみたいで「助けて……」とか言われんの。おいら何もできねぇ何も出来ねぇよ!とか思いながら半笑いでうんうん、とか相づち打ってる。なんか気の利いたこと言えよとか思うけどなんもない。
それから何時間たったかなぁ。
これはやばい!っていう陣痛の波が来た後、本意気になってきて助産婦さんじゃなく医者さんがいそいそとやって来たあたりから邪魔(と大量の血を見るとヘナヘナになるの怖い)かなと思って分娩室退出したんだけど、そのとき痛みと不安で憔悴しきってる嫁に掛けた言葉が「がんばってなー、がんばってなー、ほななー、がんばれよー」くらいしか無かった。ああ、おいらボキャブラリーホントねぇわ、ホントねぇわと思いながらその場を後にした。でもねやっぱりあの時出産立ち会っときゃ良かった。生まれる瞬間は見てないもん見ときゃ良かった血とかスゲー出て卒倒するだろうけど。
でさぁまたソファのある待合室でおいらは反復横歩行に戻るんだ。どんくらい往復しただろうか。
で、気がついたら待合室から見るガラス張りのベビールームに一人赤ちゃんが増えてるんだよ。あれーまさかひょっとしておいらが外に出て会社に電話している間に保育器の中に赤ちゃんが一人増えてるということはあれがおいらの赤ちゃんなのかなぁってぼけーっと眺めてたらその保育器の名札においらの嫁の名前があったよねまじでびっくりした。
ああー、あれがおいらの子供なんだぁ。
ベビールームをガラス越しに望むおいらにさぁ、赤ちゃんは艶艶の深遠なる黒豆のような瞳を向けてくれた。そうして目があったように見えた。その瞬間がね、このイラストなんだ。すごく目に焼き付いてる。
おいら目頭がじわーっと湿ってゆくのを感じたね。びっくりした。湿るんだこういうとき。
存分に目を合わせてニマニマしたあと思い出して、なんか期を逃した感じでおろおろと分娩室へ戻ると、嫁がヨボヨボの感じでベッドに横たわるところだった。本当に疲れ切ったんだろうなぁおいらは思わず抱きしめたくなったね
だけど、ここが父親が最初に果たすべきかっこいい行動と思ったからかっこよくて嫁が安心する包容力を出したいと思ったけどおいらの実際出た行動は「よう頑張ったなぁ、よーしよしよよしし」と頭を撫でるという冗談だか本気だか分からないテンションを伴ったもので我が事ながら残念だったよ。
デジカメやムービーなどの記録機器は病院に置いてきて今は見返すことができないけど、多分この絵はおいらの網膜に焼き付いている高精細な情景をつたないペンタブレットさばきとPainter11で再現したおぼろげで不確実な投影だ。本物はもっと可愛くて幸せな生命力で満ちあふれているのだ。おい、凄いよ、赤ちゃんは!凄い透明感、オーラのようにまとう多幸感。
今は一人であほみたいに祝杯を挙げて非常に酔っぱらっている最中なのでこの文章と絵がどんなものになっているかは明日以降の自分の判断に任すんだけど、ほんと良かった。とりあえず一番重要なおいらの言いたいことは、おいらの嫁と息子は本当に頑張って、そして最高だと言うこと。最高だ
今年から年賀状を書き始めたんだけどびっくりした。凄い面倒くさい。みんなよくこんなの毎年書いてたな。尊敬するわ。
今年の年賀状デザインはコレ。ウサギのモフモフした白い胸もとらへんに、友達や親戚たちにあったかい心がこもったメッセージを書き込んだんだよ。
やるなぁElmerちゃん齢36にしてようやく社会人になったね!
あけましておめでとうございます!
今年もおいらにとってもみんなにとっても楽しくてとっても良い一年になるぞう!
今年もよろしくね!
携帯電話やiPhoneからごらんの皆様!この記事にはElmerちゃんのヌレヌレ生声Flashが埋め込んであるので、PCで見るといいよ!
※今年も歓声はYMOのライブアルバム「Complete Service」から拝借。
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