iPhoneについて
週末の晩酌をしみじみと楽しんでいたら、探偵ナイトスクープをぼけっと眺めていた妻が突然意を決したように
「私、iPhone5にしてもいい?」と言ってきた。
「へぇ!」思わず素っ頓狂な声が出る。なんとなく、そういうものには興味ない人物だと思っていたからだ。今大事そうに持っているそのiPhone4だって僕が半ば強引に勧めたものだった。
「女は機械が苦手」みたいなのは依然僕の中に偏見としてある。今回だって「なんか大画面になって、軽くなったみたいだし」とフワッとしたことを言ってたし。
でもよく考えてみれば固定電話、ポケベル、ケータイ絵文字時代から、通信デバイスを使いこなして社会現象にまで昇華させているのは基本的に女性なんだよな。だから僕の知らないうちに、スマートフォンをむちゃくちゃ使いこなしているのかもしれない。
僕のiPhoneにはパスワードロックが掛かってないけれど、妻のiPhoneにはパスワードロックが掛かってる。
あの中には何があるんだろうね、スマートフォンになってからはより一層、あの中はきっともう、倉のようになっていると思う。
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